#345 小学5年生【2026/10/26】
小学5年生の今、大切にしてほしいこと
小学5年生は、中学受験をするのか、公立中学校へ進学するのか、最終段階の進路について迷い始める時期です。
どちらの選択が正しいかは、お子さまの性格や状況によって異なります。ただ、どちらの道を選ぶとしても、今のうちに学力を伸ばすための土台をつくっておくことが大切です。
自分の可能性を決めつけない
小学5年生は、算数をはじめ、今後の学習につながる重要な内容を多く学ぶ学年です。
また、周囲との学力差を実感し始める時期でもあります。
同じ時間勉強しても、自分より多くのことを理解できる友達がいる。そのことから「自分は勉強ができない」と思い込み、傷つくことを避けるために努力しなくなる子もいます。
しかし、子どもがいつ大きく成長するかは、まだわかりません。
今の学力だけで自分の限界を決めず、可能性という「器」を広げておくことが大切です。
学力を伸ばすために大切な3つのこと
① 約束を守り、やるべきことを丁寧に行う
宿題をする、決められたことを守るといった基本的な習慣は非常に重要です。
ただ終わらせるのではなく、どのような基準で取り組むか。自分に甘い基準を設けないことが、将来の学力につながります。
② よく遊び、さまざまな経験をする
勉強だけでなく、遊びや体験も大切です。
遠くへ旅行する必要はありません。近所の自然に触れたり、興味を持ったことを調べて実際に見に行ったりするだけでも、子どもの世界は広がります。
③ 十分な睡眠をとる
小学生には一般的に9〜12時間程度の睡眠が推奨されています。
私自身、長年子どもたちを指導する中で、十分な睡眠をとり、生活リズムが整っている子は、学力面でも成長していくことが多いと感じています。
もちろん、睡眠だけで成績が上がるわけではありませんが、学習の成果を高めるための大切な土台です。
今できることを大切に
小学5年生の段階で、将来の学力が決まるわけではありません。
中学受験をするかどうかにかかわらず、今は目の前のことにしっかり取り組み、努力を続けられる習慣を身につけることが重要です。
約束を守ること、さまざまな経験をすること、十分に眠ること。
特別なことではありませんが、こうした日々の積み重ねが、将来の大きな成長につながります。
今の成績だけで可能性を判断せず、お子さまの「器」を広げていってほしいと思います。

