智学堂の高校入試総括

今回の高校入試は全員が第一志望を合格しましたので、少しばかり直前などの心境について述べたいと思います。まず、、、今年は5名は厳しい戦いだと思っておりました。その5名は自覚はあったかと思いますが、、、
Aさんは内申点はある程度取れていたので、その中でも当日の失敗がなければ大丈夫かと思っていました。ただし、入試に100%はありませんので、万全の準備は必要で、少しばかり準備に物足りなさも感じましたが、おそらく大丈夫だろうでした。そして、合格。
Bさんは内申点はある程度、、、当日の点数も普通なら問題なし。ただし、万が一がありうる・・・そんな風に考えていました。テスト前の取り組みでどれだけ詰められるかそこがポイントでした。なんといっても少し気を抜くところがあるので。流石に最後の最後は危機感を持っていたようで、最後は頑張ったと思います。
Cさんは受験前にもいろいろあって内申点としてはかなり厳しい戦いです。当日がどれだけ取れるか、例年と同様であれば厳しい、ここ2年の結果を見ると合格できる。これってある意味他力本願なので、非常に難しい判断ではありましたが、本人の希望により受験を決定。テスト前の追い込みは通塾期間の中ではかなりよかったのではないかと思います。それが功を奏して合格しました。
Dさんは志望校の決定の段階では内申点、実力共に厳しいと思っていました。しかし、、、実力の伸びはかなりよかったし、今までの勉強が足りていなかったのみでした。理解力やもともと持っている力は高いものがありました。ですから、実は大丈夫だろうとは思っていましたが、いかんせん兵庫の入試は内申点が半分を占めるという入試ですので、蓋を開けてみないと分からないが正直なところでした。
Eさんはテーマは「自信」のみです。それさえ持てれば問題なし。私学の結果も「自信」につながるものでした。メンタルって!と思われるかもしれませんが、メンタルはまあまあいろいろな面を左右するので、かなり大切です。メンタルを向上させるためには質のよい量も備えた勉強しかありません。追い込み段階ではしっかりとできていたように思います。今回の結果で一番安心した結果かもしれません。
このような結果になっています。それぞれの課題も当然ながら違いますし、それに応じて対応も変わります。
塾の合格実績のために生徒たちがいるわけではありません。今年はおおよそこの5名が全員、、、、となっていてもおかしくなかったと思いますが、それでも挑戦して合格を勝ち取った子どもたちは本当に可能性を秘めています。
3年後大学進学を希望するのであれば、高校入試の比ではない、戦いが待っています。同じ感覚で、県西に行けば、関関同立くらいと思っていれば間違いなく行けません。高校が大学合格に連れて行ってくれるわけではありませんので、自分の力で勝ち取る気持ちで頑張って欲しいと思います。
また、今年はたくさんの方がそのまま高1クラスに残っていただけるようなので、気を引き締めてやっていきたいと思います。

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