合理的ばかりがいいのか

私はどちらかというと本来は合理的なことを嫌うタイプです。

うそ?と言われそうですが、できれば自然の流れのままでと思っていますが、仕事をする上では必要なことなので、社会人になってから鍛えられたといった感じだと思っています。

ただし、「合理的」「効率」「理屈」などをもとにしたものばかりが大切なのかと言われればやはり、私は「ノー」と言いたいと思っています。

理由は、簡単で、私たちの仕事は「人間」を相手にしているからです。

たとえば、細かなデータをもとに進路指導をしますが、それにプラスして、生徒の表情、行動なども踏まえて進路指導もします。つまり、「感性」に頼る部分もあるということです。

意外にこの感性、感覚は当たっていることが多いのですが、いかんせん論理的に説明はできません。また、当たっていることが多いという慢心から失敗することもあることを認識しておく必要があります。

全てが科学的根拠を!というのも分かるのですが、人間がこうしていろいろな活動をしていることが奇跡なのですから、そのような感性・感覚の部分も大切にして、磨きたいと思っています。

まずは、感情を抑えすぎず、しっかりと表現することだと思っています。

もっと様々な感覚も磨いて、塾生に貢献できればと思います。

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