質と量(配布物「智学堂通信6月号」より)

何かの目標に対して努力するとき、その「質」と「量」が問われます。言いかえれば、「効率」と「時間」や「出来」と「回数」などでしょうか。この2つ、「どちらがより大切か」という話になることもありますが、「質×量」という関係なのでどちらも大切です。ただ、「どちらを優先するべきか」という話なら、「量」になります。

例えば今日、あなたともう1人がまったく新しいことを習ったとします。あなたはそれについて1時間勉強します。もう1人はそれについて10時間勉強します。シンプルに…勝てますか?そしてもう一つ、さらに次の内容を勉強するときに…「質」で勝てますか?

ほとんどの人が優先するべきは「量」です。余程の思考停止状態でないかぎり、「量」をこなして経験を積めば、「質」が上がってきます。もうすでに信じられないような時間を費やしたエキスパートや、質が0付近やマイナスになってしまっている人など、極端な状況にある人のみ、「質」を優先するしかありません。

もしあなたに好きなYouTubeチャンネルなどがあれば、その方が初期のころに出した動画を色々探してみてください。正直質は高くないはずです。それでも高頻度で更新しているうちにだんだんと洗練されていっているはずです。もし初めから質が高ければ、その分野でかなりの経験を積んだ人が始めた専門チャンネルのようなものだと思います。結局、「量」をこなした人にしか「質」を問えないということです。

ここは塾なので、効率よく勉強する方法について色々お伝えはします。ですが、あなたの成績を上げるにはあなたの勉強量が必要になります。大変なことですが、「量」に向き合って一緒に頑張りましょう!